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心境

しんきょう
名詞頻度ランク #8947 · 青空 1364
1
標準
state of mind
文例 · 用例
神経的、或は潔癖精神的に幻想のげにも脆い臍の緒を掴へることによつて、心境の一断想を歌ふばかりである。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
所が芥川君の周圍に集る人々は、たいていその同型な人物ばかりであつたので、交際の廣いわりに、心境が孤獨で寂しかつたのだらう。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
彼の過去における一切の思想と感情とに、ある根本的の動搖があり、新しき生活の革命に入らうとする、けなげにも悲壯な心境が感じられた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
けれども私の信ずる所によれば、彼の自殺における「漠然たる不安」の一つは、近く來らんとする彼自身の心境的革命にまで、名状しがたき不安の困憊を感じたのである。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
私のこせこせした心境を軽蔑しているようにも見える。
太宰治 佳日 青空文庫
何故かというに、俳句の一般的特色として考えられる、あの枯淡とか、寂びとか、風流とかいう心境が、僕には甚だ遠いものであり、趣味的にも気質的にも、容易に馴染めなかったからである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
陽炎や名も知らぬ虫の白き飛ぶ更衣野路の人はつかに白し絶頂の城たのもしき若葉かな鮒鮓や彦根の城に雲かかる愁ひつつ岡に登れば花いばら甲斐ヶ嶺や穂蓼の上を塩車 俳句というものを全く知らず、いわんや枯淡とか、洒脱とか、風流とかいう特殊な俳句心境を全く理解しない人。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
西行を好み、閑寂の静かさを求め、枯淡のさびを愛した芭蕉は、心境の自然として、常に「老」の静的な美を慕った。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
彼の複雑な心境を理解するのは難しかった。
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試合に負けた後、選手たちは複雑な心境でロッカールームに戻った。
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事件の真相を知り、私の心境は大きく変化した。
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