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魑魅

ちみ異読 すだま
名詞多音語頻度ランク #4058 · 青空 108
1
標準
mountain demon
文例 · 用例
幼年時代はすべての世界が恐ろしく、魑魅妖怪に満たされて居た。
萩原朔太郎 僕の孤独癖について 青空文庫
かの女の前身は外人相手の娼婦なので、魑魅子には東洋の古典の絵巻にあるような繊細なこころは、あいにく持っていなかったが、女取引所にあらわれる体温によって花咲いた男性の手管を、侵略に委せて刺青した、肉体的異国的な地図と感情を失ったエモーションの波、そこに愛情の新らしい鋳型を僕は見出すのだ。
吉行エイスケ 東京ロマンティック恋愛記 青空文庫
」 すでに、僕のこころの秘密撮影をすまして、魑魅子はラーフェンクラウを小指にはさんで、どうや、と、云うような朗らかな顔をしている。
吉行エイスケ 東京ロマンティック恋愛記 青空文庫
」     ★ とつぜん、受話器を外した電話を衝撃する音が、僕と魑魅子のこころをときめかした。
吉行エイスケ 東京ロマンティック恋愛記 青空文庫
一瞬間、儚かった恋愛の泡が消えて、エモーションの波のなかに僕は、繊細な事件のために魑魅子にあたえた心理的な新らしい恋愛の鋳型を見るのであった。
吉行エイスケ 東京ロマンティック恋愛記 青空文庫
罷違うて旧道を皆|歩行いても怪しゅうはあるまい、こういう時候じゃ、狼の旬でもなく、魑魅魍魎の汐さきでもない、ままよ、と思うて、見送ると早や深切な百姓の姿も見えぬ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
あたかも何よ、それ畜生道の地獄の絵を、月夜に映したような怪しの姿が板戸一枚、魑魅魍魎というのであろうか、ざわざわと木の葉が戦ぐ気色だった。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
あわれあの時あの婦人が、蟇に絡られたのも、猿に抱かれたのも、蝙蝠に吸われたのも、夜中に魑魅魍魎に魘われたのも、思い出して、私はひしひしと胸に当った。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
昔話には、山奥に住む恐ろしい魑魅が登場することがよくある。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
魑魅魍魎が跋扈する不気味な森には、誰も近づこうとしなかった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼は魑魅の伝説に魅せられ、その正体を探る旅に出た。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避

魑魅 魑魅(すだま・ちみ)は、霊魂または、山林の気・沢や石の精、物の怪や化け物など。魑魅魍魎#魑魅を参照。(連綿語) 魑魅(ちみ)は、鬼ノ仁の別名義。 魑魅(すだま)は、小山田いくのサスペンス・ホラー作品。

出典: 魑魅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0