地味
ちみ
名詞頻度ランク #6093 · 青空 967 例
標準
soil fertility
文例 · 用例
そこらの氷店へはいって休んだ時には、森の中にあふるる人影がちらついて、赤い灯や青い旗を吹く風も涼しく、妹婿がいつもの地味な浴衣をくつろげ姪にからかいながらラムネの玉を抜いていた姿がありあり浮ぶ。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
石英粗面岩の凝灰岩、大へん地味が悪いのです。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
「派手」は対立者に「地味」を有する。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
普通には「渋味」と「派手」とを対立させて考えるが、「派手」は相手として「地味」をもっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
(二) 派手―地味とは対他性の様態上の区別である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
地味とは根が地を味わうのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
すなわち、派手、地味の対立はそれ自身においては何ら価値判断を含んでいない非価値的のものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
地味は原本的に消極的対他関係に立つために「いき」の有する媚態をもち得ない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
この畑は地味が肥えているので、どんな作物もよく育つ。
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連作障害を避けるため、地力の消耗を抑える工夫が必要だ。
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地味の改良によって、収穫量が大幅に増加した。
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