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文学界

ぶんがくかい
名詞
1
標準
the literary world
文例 · 用例
(昭和九年九月、文学界)     九 カルネラ対ベーア 拳闘というものはまだ一度も実見したことがない。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
その年二つの小説を書いて「海風」に発表したが、二つ目の「雨」というのがやや認められ、翌年の「俗臭」が室生氏の推薦で芥川賞候補にあげられ、四作目の「放浪」は永井龍男氏の世話で「文学界」にのり、五作目の「夫婦善哉」が文芸推薦になった。
織田作之助 わが文学修業 青空文庫
あと評論家では河上徹太郎、亀井勝一郎、この人達も「文学界」の関係から飲み友達になりました。
太宰治 わが半生を語る 青空文庫
然るに近頃吾人を評難する者あり、吾人「文学界」の一団を以て、ライフに関する、すべての事を軽んずる者の様に言ひ做して、頻に攻撃を試むると覚えたり。
北村透谷 人生の意義 青空文庫
余は一個人としては、「文学界」の社末に連れる若年書生のみ、「文学界」全躰として受けたる攻撃に対しては、従来編輯の要務に当れる天知翁の申開ありと聞けば、余は決して「文学界」全躰としての攻撃に当る事をせじ、唯だ余一個に対しての攻撃即ち人生問題に関しては、飽まで其責を負ふ積なり。
北村透谷 人生の意義 青空文庫
「高蹈派」といふ名称は、何人に加へられたる者なるか、吾人之を知る能はず、然るに例の口善悪なき京童等は、高蹈派とは足の無き仙人の事なり、足の無き仙人とは「文学界」の連中であらうなど言散らして、矢鱈に仙人よばりせられんは余り嬉しき事にあらず。
北村透谷 人生の意義 青空文庫
更に之を言へば、余(「文学界」といふ団躰を離れて)と愛山君との議論の焼点は、文学は必らずしも写実的の意義を以て人生に相渉らざる可からざるか、或は又た理想といふものを人生に適用することを許すものなりやの如何にあり。
北村透谷 人生の意義 青空文庫
時なるかな、今年の文学界漸く森厳になりて、幾多思想上の英雄墳墓を出て中空に濶歩する好時機と共に、渠も亦た高峻なる批評家天知子の威筆に捕はれて、明治の思想界に紹介せられたり。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
作例 · 標準
芥川賞の受賞によって、彼は無名から一躍日本の文学界を代表する存在へと駆け上がった。
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今月号の『文學界』に掲載された新人作家の対談記事、もう読んだ?
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彼女の型破りな文体は、保守的だった当時の文学界に大きな波紋を投げかけた。
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