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批評家

ひひょうか
名詞
1
標準
critic
文例 · 用例
ところで音楽批評家はといふと、「どうだ、夜の絵は――さう日光の御厄介ばかりならんで」なぞと画家に云ふ画家の叔父さんみたいな思ひ付きを並べるか、(まあその叔父さんなんざあ甥に親愛を感じて云つたのだからまあまんざら空無ではないがね。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
かくて、長いことはない、四五年の寿命だが、高等学校の文芸部の我鬼大将であつたこと以外に如何なる文学的経歴をも有しない男が、雑文家だの、批評家だの、評論家だのといふ肩書の下に、世間といふ舞台をのし歩くのである。
中原中也 文学に関係のない文学者 青空文庫
自分のつまらない作品が、芥川君の如きやかましやの嚴正批評家に對して、それほどの實感的興奮をあたへたといふことは、たしかに非常の重大事でなければならない。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
彼自身は劇の外に居て、劇を客觀的に見てゐるもの、即ち所謂「批評家」にすぎないのだと。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
どうせ、批評家に言わせると、大愚作なのだろうが、私は前後不覚に泣いたのである。
太宰治 弱者の糧 青空文庫
そんな批評も偶にはあれだがそんな批評しか出来ない詩人や批評家がゐるから御注意。
中原中也 芸術論覚え書 青空文庫
それで例へば欧羅巴の如きレリジョンの確立してゐる所では、それに批評の発達した所では、批評家は個人的に言葉を使用しないで社交的圏を相手に話すので、言葉は専ら比較によつて成立つ品性についての言葉が人の頭に滲みきつて、そのため驚きはその滲みきつた言葉で片附られ勝になるといふことは想像出来るでせう。
小林秀雄に 小詩論 青空文庫
――「マイがマイセルフに……」、――「彼はオスカアワイルドの如き軽薄子にして、詭弁を弄するのみ……」――私は私の書いたことに或批評家がそんな冷い言葉を掛けさうな気がした。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
作例 · 標準
著名な批評家が、その文学作品について深く考察した。
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彼女は料理批評家として、多くのレストランを評価してきた。
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批評家は、芸術作品の価値を判断する重要な役割を担う。
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