悠
ゆう
archaic/formal form of na-adjective頻度ランク #11852 · 青空 296 例
標準
quiet
文例 · 用例
」と断じて、悠然と引上げ、「ああ、やっぱり、ヒットラーに限る!
— 太宰治 『返事』 青空文庫
一巡して、職員たちに見送られ、人力車に乘つて悠々、御歸館。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
先生は、昨年の春、同じ学部の若い教授と意見の衝突があって、忍ぶべからざる侮辱を受けたとかの理由を以て大学の講壇から去り、いまは牛込の御自宅で、それこそ晴耕雨読とでもいうべき悠々自適の生活をなさっているのだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
「きょうはじめてお嫁さんと逢うんだというのに、十一時頃まで悠々と朝寝坊しているんですからね。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
その後から彼が悠然と歩んだ。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
空には白い雲が浮び、自然の悠々たる時劫の外、物音一つしない閑寂さである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
時間の悠久を現す一種の音象表現である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
例えば鶯のあちこちとするや小家がち 蕪村春の海ひねもすのたりのたり哉 蕪村 の如く、「あちこちとするや」の語韻から、鶯のチョコチョコとする動作を音象し、「のたりのたり」の音調から春の海の悠々とした印象を現わしているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
悠とした時間が流れ、心穏やかになった。
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老夫婦は、縁側で悠と日向ぼっこをしている。
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「悠と構えていれば、そのうち解決するさ。」と彼は言った。
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標準
distant
作例 · 標準
悠かな道のりを、旅人たちは歩き続けた。
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悠と続く水平線が、彼の心を捉えた。
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悠とした宇宙の広がりを想像する。
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