木綿
もめん異読 きわた
名詞多音語頻度ランク #26038 · 青空 1848 例
標準
cotton (material)
文例 · 用例
凧のかげ夕方かけて読書かな夕立やかみなり走る隣ぐに沓かけや秋日にのびる馬の顔鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな秋ふかき時計きざめり草の庵石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 彼の俳句の風貌は、彼の人物と同じく粗剛で、田舎の手織木綿のやうに、極めて手触りがあらくゴツゴツしてゐる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
この辺の人が、セント・ジョルジ・ギルドの人たちのように、糸車を挽いて、木綿を手織って衣ているかどうかを知らないが、風呂の水も、雑用の水も、熔岩の下から湧く渓河から汲み上げて、富士の高根の雪解の水と雨水との恩恵の下に、等分に生きていることを思うと、富士の裾野の水々しさに、一倍の意義があると思われる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
晒しでもねえ、木綿の官品のズボンじゃねえか。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
木綿の幌蚊帳の方を数えたらこれは四百くらいであったが、これでも細か過ぎると思う。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
落雷はすなわち強い電気の火花だから理論上蚊帳は落雷の時の防衛になる事になりそうである、しかしどのくらいの程度まで有効かという事や、麻、木綿、絹等の比較などは専門の学者の研究を待たねば分らぬ。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
天竺木綿、その菓子の包みは置いて行ってもいい。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
男は編笠を冠り白木綿の羽織のようなものを着ている。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
木綿をきり売りの手拭を下谷の天神で売出した男の話は神宮外苑のパン、サイダー売りを想わせ、『諸国咄』の終りにある、江戸中の町を歩いて落ちた金や金物を拾い集めた男の話は、近年隅田川口の泥ざらえで儲けた人の話を想い出させて面白い。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
作例 · 標準
「赤ちゃんの肌着には、通気性の良い木綿が一番だ。」
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「木綿のハンカチは吸水性が高く、使い込むほどに馴染む。」
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「この着物は木綿でできているので、自宅で洗うことができる。」
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標準
red silk-cotton tree (Bombax ceiba)
作例 · 標準
「沖縄の青い空に、真っ赤な木綿(キワタ)の花がよく映える。」
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「木綿の木の下に集まり、村人たちが涼をとっている。」
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「あの大きな木は木綿で、春になると独特な形の実をつける。」
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