険悪
けんあく
形容動詞名詞頻度ランク #30936 · 青空 389 例
標準
dangerous
文例 · 用例
が、何だか険悪であった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
その時分から妙に電車の乗客の顔が不愉快に陰鬱にあるいは険悪に見え出したのである。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
その原因は気候の険悪などというためではなくて、人と人との間に養成された習慣が第二の天性に変化したのである。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
その時妾はふと、夜陰の無花果の木の下に潜む、黒衣の人間の険悪な顔を姿見に認めて、恐ろしい悲鳴をあげました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
不安と険悪さは夜になる程ひどくなった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
二棟の寄宿舎は、険悪なけしきに満ちた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
前々から兵卒の間に醸されていた険悪な空気を彼は感じた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そういう人間が多いから商売が険悪になって、西の方で出来たイカサマ物を東の方の田舎へ埋めて置いて、掘出し党に好い掘出しをしたつもりで悦ばせて、そして釣鉤へ引掛けるなどという者も出て来る。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
作例 · 標準
些細な言い合いから、会議室の空気は一気に険悪なものとなった。
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不況の影響で、両国間の関係はかつてないほど険悪化している。
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視線のぶつかり合いから、今にも殴り合いが始まりそうな険悪なムードが漂う。
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標準
stern (expression)
作例 · 標準
父は険悪な表情で、成績表を机の上に叩きつけた。
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遅刻した理由を説明しようとしたが、上司の険悪な顔を見て言葉に詰まった。
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彼は険悪な面持ちで、黙々と書類に目を通している。
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