口が重い
くちがおもい
表現形容詞
標準
incommunicative
文例 · 用例
だんだん茶店の人たちも、あのお客は、ただ口が重いだけで、別段に惡だくみのある者でないといふことが判つた樣子で、お客さんのお嫁さんになるひと仕合せですね、世話が燒けなくて、とをばさんに冗談言はれて、私は苦笑して、やつと打ち解けて來たころには、はや十一月、峠の寒氣、堪へがたくなつた。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
私はいつたいに口が重い方であつた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
私は、どういうわけだか、家に在る時には頗る口が重い。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
私はいったいに口が重い方であった。
— 太宰治 『苦悩の年鑑』 青空文庫
あとの二つの特色はいずれもいいほうじゃなく、むしろいけないほうでしょうが、落語家には珍しくぶッきら棒で、口が重い。
— 正岡容 『初看板』 青空文庫
第一、口が重いです」「それほどでもありませんわ。
— 佐々木邦 『求婚三銃士』 青空文庫
一番の利点は口が重いことです。
— A Secret Service 『諜報部』 青空文庫
作例 · 標準
昨夜の出来事について尋ねても、彼は依然として口が重い。
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普段は陽気な彼女が急に口が重くなったので、何か悩みがあるのだろう。
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事件の鍵を握る目撃者だが、警察の取り調べに対しても口が重いようだ。
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