内気
うちき
形容動詞名詞頻度ランク #26774 · 青空 542 例
標準
shy
文例 · 用例
たちまち、ざぶりと大波が押し寄せ、その内気な遭難者のからだを一呑みにして、沖遠く拉し去った。
— 太宰治 『一つの約束』 青空文庫
それに民子はあの通りの内気な児でしたから、あなたの事は一言も口に出さない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
内気でそして涙|脆く、ある時羊が一匹|群に離れて彷徨っているのを見て不便がって泣いたりした。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
T「大体身共は内気な 方で厶って喃」 若侍手真似で「アカンアカン」云うが、 進藤一向構わず、T「生得、大勢の人中へ 出ると気がボー と致す性質」 大吉背後でジッと聞いて居る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
小村は内気で、他人から云われたことは、きっとするが、物事を積極的にやって行くたちではなかった。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
」母が内気に口を出した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
通訳は、内気な初心い男だった。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
)――着いた時、旅行に経験の少い内気ものゝあはれさは、手近な所を引較べる……一寸伊豆の大仁と言つた気がしたのである。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
作例 · 標準
例句