相承
そうしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
inheritance
文例 · 用例
此の少君が、宋の時の道教の書の雲笈七籤には、道教相承の第九代になつてゐる。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
但し五徳五運の説が行はれてから、夏殷周秦漢と代衍あたりをかけて一轉して、五行の徳の相生相剋し、循環運轉して相承くるといふ思想が行はれ、夏は木徳を得、殷は金徳を以て夏に克ち、周は火徳を得て殷に勝ち、秦は水徳を得て周に勝つたなどいふ説が持囃された。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
古代相承していわく、これ大天(ヒンズー教のシワ大神)の部属で、性三宝を愛し、五衆を護持し、損耗なからしむ。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
姑く其の系統論に依らずして、單に局外から見ても、古來書法には幾多の變化はあるけれども、元の趙子昂、明の文徴明などに至るまでは自から一定相承の法があつて、明の祝允明など以來の文字とは自から異る點がある。
— 内藤湖南 『北派の書論』 青空文庫
丁度植物の生活に於て芽と蕾、花と實が相次いで現はれ、相承けて發展するやうに、民族の生活に於ても、原始時代の幼年期、古代の少年期、中世の青年期、近世の壯年期、最近世の老年期が互に相從ふ、とブライシヒは云ふ。
— 三木清 『歴史哲學』 青空文庫
相承は己証と結びついて区別することができぬ。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
肥後に村井氏があつて、見朴琴山の橋梓相承けて関西に鳴つたが、多紀氏の該博に視れば、尚一籌を輸してゐた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
日蓮相承の中より撰み出して候。
— ――よく生きよとの―― 『尼たちへの消息』 青空文庫
作例 · 標準
師から弟子へと、秘伝の技が相承されてきた。
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その流派では、代々技が相承されている。
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彼らは古い伝統を相承し、今日まで守り続けている。
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