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徒手

としゅ
名詞
1
標準
being empty-handed
文例 · 用例
尤も、北條早雲は駿河の今川氏との縁故を頼りに、伊豆を奪つたわけだが、秀吉は徒手空拳でスタートしたのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
殊に、これ等の人の中でも、藩論に背いて行動した人や、徒手空拳で奮起した人や、神官や処士などで大事のために奔走した人達は、何の政略味もない純忠至誠の人々で、その悲壮な最期に対して、最大の敬意を表せざるを得ないのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
それぢや下手に生れたものは損ぢやないかといふと、損益といふ語はそんな處へ用ゐるものぢやないと彼はいつた、彼は又十日徒手安坐して之を一年半年若くは一ヶ月後に囘顧してそこに何物がある。
長塚節 教師 青空文庫
それだけなのに、このボイラーが動かず、あのクレインがむなしく待ち、仲仕が徒手傍観し、本船の出帆がおくれ、チーフメーツは青くならなければならない。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
――私は終ひにこれは何うも自然に任せるより他はないと観念して、徒手体操の時になつても、決して力が入らぬやうな動作になつてしまつた。
牧野信一 文学的自叙伝 青空文庫
自動車の遊びに倦きたHは、角力の四股を踏んだり、懸声だけ勇ましい出たら目の徒手体操を演じたりしてゐた。
牧野信一 秋・二日の話 青空文庫
――私は終ひにこれは何うも自然に任せるより他はないと觀念して、徒手體操の時になつても、決して力が入らぬやうな動作になつてしまつた。
牧野信一 文學的自叙傳 青空文庫
古い徒手体操の号令に、前腕を平らに動かせ、と称ふのがあつた、そのやうに藤村は、両腕をギクギクと曲げたり伸したりしながら意気揚々のかたちで歩いた。
牧野信一 環魚洞風景 青空文庫
作例 · 標準
敵は銃を持っているが、こちらは徒手で立ち向かうしかない絶体絶命の状況だ。
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「いいか、徒手で巨漢の相手を倒すには、相手の力を利用するんだ」
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空手などの武道は、徒手であっても身を守るための技術として発展してきた。
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2
標準
being penniless
作例 · 標準
「何言ってんのよ、徒手の身で会社を興すなんて、そんなの無茶に決まってるわ」
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彼は徒手から身を起こし、一代で巨大なビジネス帝国を築き上げた努力家だ。
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ギャンブルに負けて徒手になった彼は、途方に暮れて駅のベンチに座り込んでいた。
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