下一
しもいち
名詞
標準
conjugation (inflection, declension) of ichidan verbs ending in "eru"
文例 · 用例
輕口を言はず、駄洒落を飛ばさないから、K君をユーモリストだと誰も思はないけれど、挨拶をさせたり、序文を書かせたりしたら、K君のものは天下一品だ。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
そぼぬれてせまき歩道のしきいしを一つ一つに踏みて行きけり 以下一連の歌は悉く金玉である。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
それは、後の自然主義運動に於いて作家としての生長を示した徳田秋声の、この時の作品「通訳官」を見ても、また、小栗風葉の「決死兵」、広津柳浪の「天下一品」、泉鏡花の「外国軍事通信員」等を見ても、その水っぽさと、空想でこしらえあげたあとはかくすべくもない。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
それではほんとうに取りに行ったのかとは云ったが、よもやと思って笑っていると、やがてお糸がお待ち遠さまでございましたと持ち出して来た皿の上には、眼の下一尺あまりもあろうという大きな鯉が生きていて、しかもその鱗が燭台の灯にも紫に映ったので、みんなもあっと驚く。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
渡船場の下一町余にして復小渠の東南に入るあり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
そこで天下の窯器を論ずる者は、唐氏凝菴の定鼎を以て、海内第一、天下一品とすることに定まってしまった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
天下一品と誇っていたものが他所にもあったというのだからである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
廷珸は大喜びで、天下一品、価値|万金なんどと大法螺を吹立て、かねて好事で鳴っている徐六岳という大紳に売付けにかかった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
作例 · 標準
古文の授業で「受く」という動詞が下一活用であることを学んだ。
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下一と下二段活用の違いを明確にするため、活用表を書き出した。
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この動詞の語尾は「える」で終わるので、下一に分類されます。
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