古刀
ことう
名詞
標準
old sword
文例 · 用例
*鳶色の古刀の鞘よ、舌あまりの幼な友達、おまへの額は四角張つてた。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
「ワシは長巻直しの古刀を一本持っておった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
伊織は京都で其年の夏を無事に勤めたが、秋風の立ち初める頃、或る日寺町通の刀劍商の店で、質流れだと云ふ好い古刀を見出した。
— 森鴎外 『ぢいさんばあさん』 青空文庫
そして、「こいつは、何とかいふ古刀で、柄の処々に金などが巻いてあるから相当なものだらうと思つて持ち出して来たよ。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
が、ただし、その間には、古墳から掘り出したと思われる、石のからびつ、古刀剣、曲玉管玉、古甲冑、土偶、木乃伊、弓、矢の根、古い錦襴、銅板、鉄牌、古瓦、化石というような物が、整然と分類されて置かれてあった。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
伊織は京都でその年の夏を無事に勤めたが、秋風の立ち初める頃、或る日寺町通の刀剣商の店で、質流れだと云う好い古刀を見出した。
— 森鴎外 『じいさんばあさん』 青空文庫
彼は起きあがると片隅の腰掛に坐つて、新らしく交易した土耳古刀を磨きはじめた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
蒙古刀ださうです」と云ひながら、すぐ拔いて見せた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
作例 · 標準
蔵の奥から見つかった古刀には、今もなお鋭い輝きが宿っている。
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刀剣の鑑定士は、この古刀が鎌倉時代に打たれたものだと断定した。
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古刀を手に取ると、かつての武士たちが駆け抜けた時代の重みを感じる。
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