新刀
しんとう
名詞
標準
newly forged sword
文例 · 用例
恰も日露役三十年記念に際し、昭和十年三月十四日附、軍刀の贈を受く、靖光の新刀なり。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
しかもそれが新刀は新刀でしたが、どうやら平安城流を引いたらしい大変れ物で、荒沸え、匂い、乱れの工合、先ず近江守か、相模守あたりの作刀らしい業物でしたから、時刻は今|短檠に灯が這入ったばかりの夕景とは言い条、いわゆるこれが良剣よく人をして殺意を起こさしむと言う、あの剣相の誘惑だったに違いない。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
しかもそれが新刀は新刀でしたが、どうやら平安城流を引いたらしい大変れ物で、荒沸え、匂い、乱れの工合、先ず近江守か、相模守あたりの作刀らしい業物でしたから、時刻は今短檠に灯が這入ったばかりの夕景とは言い条、いわゆるこれが良剣よく人をして殺意を起こさしむと言う、あの剣相の誘惑だったに違いない。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
お刀ならばあいにくと新刀ばかりで、こちらは堀川の国広、まず新刀中第一の名品でござります。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
そして無銘の新刀を一本貰って、藁の中に竹を入れて束ねたのを試し斬りをやらされた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
叔父は「御維新」以前には新刀無念流の剣客だつた。
— 芥川龍之介 『本所両国』 青空文庫
叔父は「御維新」以前には新刀無念流の剣客だった。
— 芥川龍之介 『本所両国』 青空文庫
前にもいったが、世子は文武の修業をしられていたので、武芸では私と同じ橋本新刀流の門であったから、私も御相手という命を蒙ったが、例の下手である故一度も世子との仕合はせなかった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
作例 · 標準
美術館で開催された刀剣展では、江戸時代に作られた美しい新刀が数多く展示されていた。
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この道場の家宝である新刀は、代々受け継がれてきた名工が鍛え上げた逸品だそうだ。
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彼は念願かなって、現代刀匠が魂を込めて鍛え上げたばかりの新刀を手に入れた。
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