幻辞.com

古陶

ことう
名詞
1
標準
old pottery
文例 · 用例
さうした彼のラヂオ嫌ひも、一には彼の新奇嫌ひ――その性分は、支那古陶器などに対する彼の骨董癖と対照される。
萩原朔太郎 ラヂオ漫談 青空文庫
また古陶の名高いものに頭でっかちな鳥や、すばらしく尻っ尾の長い鳥の染付をよく見ることがあるが、あんな不恰好な鳥はどこの森をさがしても、ねっから見つかりそうには思われない。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
骨董品――ことに古陶器などには優れた鑑賞眼もあって、何を見せても時代と工人とをよく見分けることができたが、粗野に育った道太も、年を取ってからそうした東洋趣味にいくらか目があいてきたようで、もし金があったら庭でも作ってみたいような気持にたまにはなることもあった。
徳田秋声 挿話 青空文庫
「伊太利亜の古陶」には、上流社会ずきの中流人の諷刺がある。
宮本百合子 あとがき(『宮本百合子選集』第三巻) 青空文庫
彼は心魂から根気よい、熱心な情の深い古陶器愛好者となりきっていたのであった。
宮本百合子 伊太利亜の古陶 青空文庫
彼は人知れず自負している通り、多くの古陶器愛好家などが陥り易い、病的な所有慾には煩わされていなかった。
宮本百合子 伊太利亜の古陶 青空文庫
彼の神経の故か、左右八つの棚に、それぞれの姿で並んでいる支那や日本の純粋な古陶等は、見えない空気の顫動のようなもので、頻りに新に加ろうとする怪しいマジョリカを拒むようにさえ感じられた。
宮本百合子 伊太利亜の古陶 青空文庫
四月十一日 伊太利亜の古陶、心の河、それをしまって野上さんのところへ行ったときYに会う。
宮本百合子 「伸子」創作メモ(二) 青空文庫
作例 · 標準
古美術商の店先で、色褪せた色合いが美しい古陶に目を奪われた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
発掘された古陶の破片を繋ぎ合わせ、当時の人々の生活を推測する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この古陶は素朴ながらも力強い造形で、千利休も好んだと言われている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview