窮地
きゅうち
名詞頻度ランク #19689 · 青空 215 例
標準
dilemma
文例 · 用例
窮地に陥つた校長は、遂に如何にすべきか、文部省迄陳情して来ました。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
序番自分よく、中盤惡手から駒損となり玉再再ならず窮地に陷つて、梅原さん意氣大に上つてゐたが、自分屈せず腹を据ゑて長考幾度、やがて百二三十手頃の終番に近く、隙を見て奮然逆襲、敵の應酬の失を捉へて過に勝名乘を擧げてしまつた。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
西洋の画家が比較的近年になって、むしろこうした絵画に絵画本来の使命があるということを発見するようになったのは、従来の客観的分析的絵画が科学的複製技術の進歩に脅かされて窮地に立った際、偶然日本の浮世絵などから活路を暗示されたためだという説もあるようである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
この時、神通を顯して、討死を窮地に救つたのが、先生の紹介状の威徳で、從つて金色夜叉夫人の情であつた。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
君たちは瀕死状態の日本を、ますます窮地に陥入れたいのか」「…………」 誰も答えなかった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
王さまは此の二箇月間、ポローニヤスがこのような窮地に落ちいるのを、待ちに待って居られたのです。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
そのうち必ず、わしは窮地におとされて、此の王城から追い払われるだろうとわしは覚悟をしていました。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
どうしてもその着物を母のお目に掛けなければならぬ窮地におちいった時には、苦心してお金を都合して兄に手渡す。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
作例 · 標準
頼りにしていた大口の取引先から突然契約を打ち切られ、創業間もない会社は最大の窮地に立たされた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あちゃー、大事なプレゼンの資料をUSBに入れ忘れた……。この窮地をどう切り抜ければいいんだ?」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
敵軍に完全に包囲された将軍は、窮地にあっても冷静さを失わず、逆転の一手を静かに模索し続けた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview