危地
きち
名詞頻度ランク #15417 · 青空 100 例
標準
dangerous position
文例 · 用例
彼にはこの危地から自分を救いだす方策はすぐにでき上っていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
濃霧に漂ひ流れて居る間に船は知らず/\かゝる危地に臨んでゐたのを船員すらが知らずにゐたのだ。
— 有島武郎 『潮霧』 青空文庫
却ってますます身を危地におとしいれるだけです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
おびき出して危地にでも陥し入れようと言うつもりからか、それとも他に何ぞ容易ならぬ計画でもあるのか突然宿の男はにったりと笑うと、退屈凌ぎに恰好な場所へ案内しようと言うのです。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
落付いて身の振方はつけさせず、類で誘ない、数で誘って、危地へすらりとかたまらせる。
— 宮本百合子 『対話』 青空文庫
僧服を捨て、僕が残していった学生服に着かえ危地を脱走した。
— 海野十三 『鍵から抜け出した女』 青空文庫
己は余り人を信じ過ぎて、君をまで危地に置いた。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
十一月二十日小林輝次君、出征後すでに一年半になん/\として未だ帰らず、各地に転戦、屡※危地に臨む。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
作例 · 標準
「彼は単身で敵陣に乗り込み、自らを危地に晒してでも仲間を救おうとした。」
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「一歩間違えれば危地に陥るところだったが、間一髪で危機を脱することができた。」
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「政治的な危地に立たされた首相が、どのような打開策を打ち出すのか注目されている。」
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「危地に及んでも冷静さを失わないとは、さすが百戦錬磨の指揮官だね。」
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