お袋
おふくろ異読 オフクロ
名詞頻度ランク #27970 · 青空 549 例
標準
(one's) mother
文例 · 用例
気立ての優しいよい娘であったが、可哀相にお袋が邪慳で、せっかく夫婦仲のよかった養子を離縁した。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
親父は戦争で死ぬ、お袋はこれを嘆いたがもとでの病死、一人の兄がはずれものという訣で、とうとうあの始末。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
S=茶店内部 夜更けて―― 表戸を開けて七五郎のお袋のお勘婆さんが顔を出す。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
そして、又、「アルファベット数えてしまえば、親爺や、お袋がいるところへ帰って行けるんかな。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
「ひたといい出すお袋の事」と上がれば「よもすがら尼の持病を押えける」と下がるのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
三隅さんのお袋とおぬいさんとは、妹を連れてきたおたけさんと一かたまりになって、混雑を避けるように待合室の外壁に身をよせて立っていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
婆やはそれをしおに諦めて、おぬいさんにやさしくかばわれながら三隅さんのお袋の所にいっしょになって、相対よりも少し自分を卑下したお辞儀をした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
三隅さんのお袋はさすがに同情するらしく神妙にうなずいていたが、おぬいさんもだいぶ怪しかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
作例 · 標準
お袋について知りたいことがあります。
あ、お袋がありますね。
お袋というのは何ですか?
これはお袋の例です。