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父親

ちちおや異読 てておや
名詞頻度ランク #2144 · 青空 9082
1
標準
father
文例 · 用例
然しまあ未来があつたのだが、それも諦めて、父親のためには田舎へ引籠らなければならなかつた。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
やがて使ひ終つてその妻楊子を彼の前にある灰皿の中に放つた時、フツと彼は彼の死んだ父親を思ひだした、その放る時の手付や気分やが、我ながら父親そつくりだつたやうな気がした。
中原中也 古本屋 青空文庫
あの親しい感じのする、其の国の娘も読み、父親も小僧も読むものであつて而も傑作である所のものは、殆んど飜訳されることがない。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
近所のお内儀さんなどが通りがかりに児をあやすと、嬉しそうな色が父親の柔和な顔に漲る。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
子供の顔はよく両親に似ている、二人のまるでちがった容貌がその児の愛らしい顔の中ですっかり融和されてしまってどれだけが父親、どれだけが母親のと見分けはつかぬ。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
ぢいつと茫然黄昏の中に立つて、なんだか父親の映像が気になりだすと一歩二歩歩みだすばかりです深夜の思ひこれは泡立つカルシウムの乾きゆく急速な――頑ぜない女の児の泣声だ、鞄屋の女房の夕の鼻汁だ。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
けれども、自分の父親が、そんな風にして死ぬものとは思わなかった。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
だのに、今、二人の十になる子供は、その父親の首へしがみついて、夕食の席へ連れ帰ろうとでもするように起そうとして努力していた。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
作例 · 標準
彼は優しい父親として、子供たちから慕われている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
父親は毎朝誰よりも早く起きて、子供たちの弁当を丁寧に詰めてくれた。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
運動会の日、父親はビデオカメラを片手に息子の走る姿を夢中で追いかけた。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
ウィキペディア

父親 とは、男親のことである。対語は母親。

出典: 父親 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0