馴染み
なじみ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #6823 · 青空 278 例
標準
familiarity
文例 · 用例
五郎蔵が今度は典六に、T「じゃわっしは 馴染みの町与力に 頼んでお上の手で 大吉の野郎を……」 と言えば典六「お頼み申す」 お光は独り不安な顔。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
我々が生命をあたへた事物、我々の生活に役立つた事物、我々と馴染み深くなつてゐる事物は、衰頽に向ひつつあり、しかもそれらのものはもう掛け換へのないものなのであります。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『ドゥイノ悲歌』 青空文庫
すると、恋を語るには千載に一遇のこの曲に立ちあがる男女、………そして、僕も立ちあがると、馴染みの踊子のアストラカンの裾を踏むようにして、「――あの、栗鼠の毛皮の外套をつけた女を知ってる?
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
それは英介氏のむかし馴染みの女友だちがたずねてやってきて、英介氏を郊外の酒場へさそったり、彼女たちのアパルトマンでポーカーを一晩中やったり、英介氏にタキシードを着せてテッフィン(レストラン)に連れだしたりしたからだ。
— 吉行エイスケ 『職業婦人気質』 青空文庫
然し、今や二十餘年お馴染みの散髮屋でクシヤクシヤした頭をいじつてもらひ、お互に口數は少い方だがポツポツ氣樂な世間話を交へてゐる内に、何となくふさぎの蟲の飛び散つて行くの感じた。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
おまきの葬式は丁度それと入れ違いに本堂に繰り込むと、前に来ていた見送り人はやはり芝辺の人達が多かったので、あとから来たおまきの見送り人と顔馴染みも少なくなかった。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
「何分こっちへ越してまいりましたばかりで、御近所の大工さんにだれもお馴染みがないもんですから、熊さんに頼んでこちらへお願いに出ましたので……」「左様でございましたか。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
いよいよという時にゃあ、俺だって馴染み甲斐に魚っ子の一尾も持ってお祝いに行こうと思っているんだ。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
子どもの頃から親しんだ場所なので、私にとってここは馴染み深い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新しい職場だけど、彼とは以前からの馴染みがあるから安心だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この店には、長年の馴染みである常連客が多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash