弾片
だんぺん
名詞
標準
shrapnel
文例 · 用例
その根元に弾片をうけて神経幹が傷付いているので、君も先刻見た通りに、指尖が細く尖って青白く光っているんだ。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
だが、これは精神病ではなく、弾片によって脳髄に受けたる圧迫傷害に基くもので、大脳手術を施すことにより多分恢復するだろうと思われる。
— 海野十三 『大脳手術』 青空文庫
彼の顔は弾片でえぐられたデコボコの道路のようなもので、特定の人相を失っているのであった。
— 坂口安吾 『復員殺人事件』 青空文庫
米機の爆音、高射砲、落下音、爆発の音響、跫音、屋根を打つ弾片、けれども伊沢の身辺の何十米かの周囲だけは赤い天地のまんなかでともかく小さな闇をつくり、全然ひっそりしているのだった。
— 坂口安吾 『白痴』 青空文庫
作例 · 標準
地雷の爆発で飛び散った弾片が彼の左足に深く刺さっていた。
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医師はレントゲン写真で体内に残る弾片の位置を慎重に確認した。
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旧市街の石壁には戦時中の弾片が今もいくつか埋まったままだという。
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