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一局

いっきょく
名詞
1
標準
one game (of go, shogi, etc.)
文例 · 用例
当下に即ち了するという境界に至って、一石を下す裏に一局の興はあり、一歩を移すところに一日の喜は溢れていると思うようになれば、勝って本より楽しく、負けてまた楽しく、禽を獲て本より楽しく、獲ずしてまた楽しいのである。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
どうしてそういう間違いが起こるかについては、たとえば十年前に発見されたある事実に関するある一局部のきわめて特殊な研究が新たに成功したというような場合に、新聞記事ではその研究者がその昔発見された事実自身を今日始めて発見したこととして誤伝される場合もしばしばある。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
あるいは一局部に適当な週期で交互に熱さと寒さを与えるのがいいかもしれない。
寺田寅彦 備忘録 青空文庫
しかしながら浪漫派の運動は単に詩壇の一局部にのみ、小波動を以て興ったのでなく、実に文学と芸術と、社会思潮の全般にわたって興ったところの、空前の花々しき大運動だった。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
史上に有名なる人物の棊に関する談は、費馳する間に於て対局したるが如き、王粲が一局の棊を記して誤らざりし如き、王中郎が棊を座隠といひ、支公が手談と為せる如き、袁、蔡洪、梁の武帝、宣帝に賦あるが如き、魏の応棋経を撰し、劉仲甫棋訣を撰す、是より専書漸く出づ。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫
一局に凝る者は、其思周く、心他事に役せらるゝ者は、其慮散ず。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫
侍僧が掻き起すと、碁一局打とう、と春久に挑んだ。
幸田露伴 連環記 青空文庫
早速返辭の電報を打たねばならぬとは思ひながらも、打掛けた此の碁も今|少時にて勝負の付くことだから、一局濟んでから返事を出さうなどと矢張り續いて碁を打つて居る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
今日の将棋の対局は、名人戦の最終局で、まさに一局たりとも気を抜けない緊迫した展開だった。
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囲碁の大会では、子供たちが真剣な表情で一局を打っていた。
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「もう一局どうですか?」と誘われたが、今日はもう終わりにしようと思う。
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2
標準
one board (go, shogi, etc.)
作例 · 標準
この対局は、観戦者も固唾を呑んで見守るほどの一局となった。
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長考の末、ようやく一局が決着した。
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一局、お願いします。」と盤を挟んで向かい合う。
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3
標準
one office (of a broadcasting station, post office, etc.)
作例 · 標準
この地域には郵便局が一局しかなく、遠方からの利用者は不便を感じている。
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テレビ局の支局は全国にいくつかあるが、この地域では一局のみの設置だ。
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「この放送局は、都市部には多くの支局がありますが、地方では一局で広範囲をカバーしています。」
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