選り好み
よりごのみ異読 えりごのみ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞多音語
標準
being particular (about)
文例 · 用例
君に言って置きますが、いまから台詞の選り好みをするようでは、見込みがありませんよ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
――読むと云つても、わたしはそれが非常にのろくて、断じて選り好みや怠惰をきめ込んでゐるわけはないのであるが、月々の主なる雑誌の半分も読めぬうちに、やがて次の月となり、読み残したものは次の回へなどゝ断つたものゝまるで借金なんてものが容易に返済出来ぬと同様に、怕るべき言ひわけに化してしまつたのだ。
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
私たちが、第一、選り好みする事がいけないって、あなたも考えて?
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
布切れの真中をつまみあげると布の周囲が寄つてくるやうに――、詩人は女好きだとは頭から決められない詩人は女に対しては相当選り好みがやかましいのだ、一個所欠点があるとその一個所を蛇蝎のやうに憎む詩人やら、他人が欠点と見るところも勝手に美化し合理化し拝み奉る詩人もある。
— 小熊秀雄 『託児所をつくれ』 青空文庫
たとい小身でも陪臣でも、武家に奉公させたいと念じていたのであるが、それも時節で仕方がない、なまじいに選り好みをしているうちに、だんだんに年が長けてしまっても困る。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
あんな暢気な奴でも、そんな選り好みをしますか。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
」「いいえ、わしら選り好みして讀むやうな贅澤なことを云つちや居られんよつて。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
ジヨオジ五世のは、国々の珍しい切手ばかしを選り好みをするのだが、池田氏のはそんな事には頓着なく、どんな有り触れた物でも構はない、手当り次第に集めるので、かうして掻き集めたのが、今では積り積つてざつと二十万枚ある。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は食べ物の選り好みが激しいので、レストラン選びにはいつも苦労する。
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若いうちは選り好みせずに、何でも経験してみるべきだ。
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あまり選り好みしていると、良い機会を逃してしまうよ。
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