嫌い
ぎらい
名詞-接尾辞頻度ランク #2427 · 青空 3005 例
標準
dislike
文例 · 用例
山の手の某所に住んでるある華族の老婦人が、非常に極端な西洋嫌いで、何でも舶来のものやハイカラなものは、一切『西洋|臭い』と言って使用しない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ヘルンの趣味はすべてにおいて庶民的で、儀式ばったことが嫌いなので、フロックコートなどの礼服を非常に嫌い、常に野蛮人の服と称し『なんぼ野蛮の物』と言っていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
興味を持たないというよりは、趣味的に俳句を毛嫌いしたのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
こうした俳句嫌いの僕であったが、唯一つの例外として、不思議にも蕪村だけが好きであった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
僕があらゆる俳句を理解し得ず、俳句を本質的に毛嫌いしながら、一人例外として蕪村を好み、彼の俳句だけを愛読したという事実は、思うにおそらく、蕪村の情操における特異なものが、僕の趣味性や気質における特殊な情操と密に符合し、理解の感流するものがあったためであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
僕が俳句を毛嫌いし、芭蕉も一茶も全く理解することの出来なかった青年時代に、ひとり例外として蕪村を好み、島崎藤村氏らの新体詩と並立して、蕪村句集を愛読した実の理由は、思うに全くこの点に存している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
附録 芭蕉私見芭蕉私見 僕は少し以前まで、芭蕉の俳句が嫌いであった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
芭蕉に限らず、一体に俳句というものが嫌いであった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫