好悪
こうお
名詞
標準
likes and dislikes
文例 · 用例
彼の風貌は、馬場の形容を基にして私が描いて置いた好悪ふたつの影像のうち、わるいほうの影像と一分一厘の間隙もなくぴったり重なり合った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そして今日俳壇に住む多くの人は、好悪の意味を別にして、等しく皆同様の観察をし、上述の「定評」以外に、蕪村を理解していないのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
甲がAという異性の容貌に好悪いずれかの意味で特別な興味をもっているとする。
— 寺田寅彦 『観点と距離』 青空文庫
「人間の好悪の感情は、自分自身でも、どうにも支配のしようがないもんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
もし或は、強いてこれを批判するものがありとすれば、それは単なる趣味の好悪、個人としての好き嫌いにすぎないだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
(あらゆる芸術上の主義論争は、結局して個人的な趣味の好悪にすぎないのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
「私は、自分の美人観はかなりはっきり持って居ますけれどひと様の好悪はどうでも好いんです。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
わたくしには子供ながら、中形の模様の好悪、唐桟の縞の意気無意気を品評することが出来た。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
作例 · 標準
人には誰しも食べ物の好悪があるものだ。
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彼の彼女に対する好悪の感情が、態度にはっきりと表れていた。
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個人の好悪にとらわれず、公平な判断を下すべきだ。
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