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徘徊

はいかい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #17110 · 青空 468
1
標準
wandering (around)
文例 · 用例
ああ いのちの孤獨、われより出でて徘徊し、歩道に種を蒔きてゆく、種を蒔くひと、みづを撒くひと、光るしやつぽのひと、そのこども、しぬびあるきのたそがれに、眼もおよばぬ東京の、いはんかたなきはるけさおぼえ、ぎたる彈く、ぎたる彈く。
萩原朔太郎 ぎたる彈くひと 青空文庫
ヘルンは常に散歩を好み、学校の帰途などには、まだ知らない町の隅々を徘徊したが、新しい興味の対象を見出すごとに、必ず妻を連れてそこへ再度案内した。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
白晝はベツトに寢ねて寒さに悲しみ、夜は遲く起きて徘徊す。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
我れの如き悲しき痴漢、老いて人生の家郷を知らず、醉うて巷路に徘徊するもの、何所にまた有りや無しや。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
熱田の八剣森陰より伏し拝みてセメント会社の煙突に白湾子と焼芋かじりながらこのあたりを徘徊せし当時を思い浮べては宮川行の夜船の寒さ。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
いずれも何一つ持出すひまもなく、昨夜上野公園で露宿していたら巡査が来て○○人の放火者が徘徊するから注意しろと云ったそうだ。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
けれどもまた夜になると、紳士は大酒を飮んでヘベレケになり、場末の暗い街々を徘徊して、再度また昨夜の乞食ルンペンに邂逅する。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
「一言注意して置く、此の辺り一帯は尚敗残兵が徘徊している。
附・戦線便り 陣中日誌(遺稿) 青空文庫
作例 · 標準
深夜の公園を一人で徘徊している怪しい人物がいると通報があった。
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認知症を患った祖父が、夕方になると家の周りを徘徊するようになった。
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空腹の野良犬が、ゴミ捨て場の近くを何か食べ物はないかと徘徊している。
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