鉄泉
てっせん
名詞
標準
chalybeate spring
文例 · 用例
しかし様子にはそんな心持ちは少しも見せないで、頭から肩へかけてのなよやかな線を風の前のてっせんの蔓のように震わせながら、二三度深々とうなずいて見せた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
続いてしらん、ぎしぎし、たちあおい、かわほね、のいばら、つきみそう、てっせん、かなめ、せきちくなどが咲き、裏の畑の桐の花は高く薫った。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
「池まわりも、荒したままじゃ置けませんから、いずれ、お入れになるのならと思いまして……低いつくりものですと、てっせん、うずら梅、あせび、どうだん、山茶花といったようなもの。
— 久生十蘭 『蝶の絵』 青空文庫
作例 · 標準
この温泉は鉄泉で、体がよく温まる。
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鉄泉の湯は、少し赤みがかっていて独特の匂いがする。
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医者は、疲労回復のために鉄泉を勧めた。
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