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水声

すいせい
名詞
1
標準
sound of flowing water
文例 · 用例
暮靄寒村をこむる夕方、片品川の水声を聞きつつ淀屋というへ泊す。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
▲憤慨また憤慨 脚下に轟々たる水声を聞き、雲に懸けたかと思わる、絶壁の中腹の危うき桟道を越えて行くことしばらくにして、右手に全山|悉く岩石より成る山を見る。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
いつのまにやら道をまちがへてゐたが、――それがかへつてよかつた――山また山、青葉に青葉、分け入るといつた感じだつた、蛙声、水声、虫声、鳥声、そして栗の花、萱の花、茨の花、十薬の花、うつぎの花、――しづかな、しめやかな道だつた。
伊佐行乞 行乞記 青空文庫
水声、蝉声、山色こまやかなり、大田へはいつてゆく道はやつぱりよろしい。
仙崎 行乞記 青空文庫
寝床に入りて、程無く十時の鳴りけるにも、水声|空く楼を繞りて、松の嵐の枕上に落つる有るのみなり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
谷は暑い日影に全く渇したものゝやうで些やかな水声をさへ立てなかつた。
田山録弥 草津から伊香保まで 青空文庫
私は涼しい木蔭と水声とにあくがれながら歩いて行つた。
田山録弥 草津から伊香保まで 青空文庫
水声はあたりに響くやうにきこえた。
田山花袋 耶馬渓の一夜 青空文庫
作例 · 標準
深い森の奥から聞こえてくる水声が、旅人の疲れを癒してくれる。
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枕元でかすかに響く水声を聴きながら、いつの間にか深い眠りに落ちた。
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「この宿の露天風呂は、川の水声が間近に聞こえて最高だね」
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ウィキペディア

『水声』(すいせい)は、日本の小説家川上弘美による小説である。

出典: 水声 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0