対当
たいとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
opposition
文例 · 用例
自然現象に関する言葉でさえ既にかようであるから、まして社会の特殊な現象に関する語は他国語に意味の上での厳密なる対当者を見出すことはできない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
慣れぬ人達は彼等の言葉つきを耳にすると全く異様な感に打たれて唖然としたが、何ういふものか、恰度あの時分から特に様子が可怪しくなつて、いつも/\の憤つとした態の重たげな物腰と太い心持で、眼を据ゑてゐる私に対当する為には、それが最も自然に違ひなかつた。
— 牧野信一 『武者窓日記』 青空文庫
讃仰、憧憬の対当物がなくなって、幻の華の消えた心地である。
— 島村抱月 『序に代えて人生観上の自然主義を論ず』 青空文庫
即、正南門の朱雀門に、対当する建て物であつた。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫
さうして、文字通り愛し合ふ為めには、文字通り対当の能力を示すべきです。
— 岸田國士 『驟雨(一幕)』 青空文庫
恒子 対当の能力つて云ひますと、経済的に独立することをおつしやるんでせう。
— 岸田國士 『驟雨(一幕)』 青空文庫
ねえ、これぢや対当の能力とは云へますまい。
— 岸田國士 『驟雨(一幕)』 青空文庫
幹事長に取り立てて、次期の県会には、民政党公認で立候補させ、絶対当選させてやる、といわれるんじゃ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
大抵の人は、週末はリラックスして過ごしたいと思っているだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite