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心頭

しんとう
名詞頻度ランク #36657 · 青空 200
1
標準
heart
文例 · 用例
與四|郎は忽ち顏の色青く赤く、唇を震はせて惡婆、と※びしが、怒氣心頭に起つて、身よりは黒烟りの立つ如く、紙幣も文も寸斷/\に裂いて捨てゝ、直然と立しさま人見なば如何なりけん。
樋口一葉 われから 青空文庫
すると怒氣心頭に發した君は、肩を眞四角にして怒鳴りかへした。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
親も兄弟もない僕の身には、こんな晩は頗る感心しないので、おまけに下宿住、所謂る半夜燈前十年事、一時和雨到心頭といふ一|件だから堪忍たものでない、まづ僕は泣きだしさうな顏をして凝然と洋燈の傘を見つめて居たと想像し給へ。
国木田独歩 湯ヶ原より 青空文庫
ここではただそういう意識を心頭に置き、そうしてその上に立って蕉門俳諧そのものの本質に関する若干の管見を述べるよりほかに現在の自分の取るべき道はないのである。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
それが朝夕出入をして居る儀平とこの親父の仕業であつたと聞いた時は、驚きも怪みも一つになつて心頭から憤が炎のやうにもえたつた。
平出修 夜烏 青空文庫
不愉快さが一時に心頭に上つて来た。
平出修 計画 青空文庫
不愉快さが一時に心頭に上つて來た。
平出修 計畫 青空文庫
」 照子は聞くより怒気心頭を衝きて面を赤め、「騙局です、失敬な。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
作例 · 標準
彼の心頭には、いつか故郷に錦を飾るという強い決意が燃え盛っていた。
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突然の悲報にもかかわらず、彼女は心頭を乱さず、冷静に対処する姿勢を見せた。
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若き日の師の教えは、今もなお私の心頭に深く刻み込まれており、人生の指針となっている。
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