立ち
たち
名詞頻度ランク #2038 · 青空 1533 例
標準
departure
文例 · 用例
麥萩原朔太郎麥はさ青に延び行けり遠き畑の田作りの白き襦袢にえんえんと眞晝の光ふりそそぐ九月はじめの旅立ちに汽車の窓より眺むれば麥の青きに驚きて疲れし心が泣き出せり
— 萩原朔太郎 『麥』 青空文庫
〔われらひとしく丘に立ち〕宮沢賢治われらひとしく丘に立ち青ぐろくしてぶちうてるあやしきもののひろがりを東はてなくのぞみけりそは巨いなる塩の水海とはおのもさとれども伝へてきゝしそのものとあまりにたがふこゝちしてたゞうつゝなるうすれ日にそのわだつみの潮騒のうろこの国の波がしらきほひ寄するをのぞみゐたりき
— 宮沢賢治 『〔われらひとしく丘に立ち〕』 青空文庫
どうせ積めるに決つてゐると、腹の立つてゐる矢先ではあり「えゝこなひだ府の何とか課長さんの引越が一台で出来たといふ新聞の記事を見ましたよ」と、僕は二人の間に立ちはだかるやうに云つたのだつた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
陳述、私は明治四十年四月の末に生れ、その年十一月三日に郷里を母と母方の祖母と三人で立ち、四日乗船、六日大連着、そこで父に出迎へられ、(その父も今は亡き数、――安らかなれかし!
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
男、コーヒーを啜つて天井の隅を凝視したまゝ――右手の指に挟まれた葉巻から、冷い空気の中を薄紫の煙が細く細く立ちのぼる。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
そして夢遊病者のやうに立ちあがり、半ば馳足で川上にある旅館をたづねた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
尾崎君は吃驚し、呆然とし、それから異常な感激にうたれて立ちあがつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
日が暮れかけて来たころ、私はやっと立ちあがって、死んだように、ぼんやりなってお寺へ帰ってまいりました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
作例 · 標準
出航の立ちを待つ船乗りたちが、酒場で最後の別れを惜しんでいる。
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立ちを急ぐ旅人にとって、この雨は大きな障害となった。
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翌朝、彼は日の出とともに立ちを決め、東へと向かった。
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標準
being used up
作例 · 標準
給料日前で財布の中身の立ちが早く、今月も節約を余儀なくされている。
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夏場は飲み水の立ちが激しいので、多めに備蓄しておく必要がある。
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このペンはインクの立ちが良く、すらすらと文字が書ける。
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標準
passage of time
作例 · 標準
歳月が立ちを重ねるにつれ、かつての賑わいも忘れ去られていった。
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あの事件から十年の立ちが過ぎたが、心の傷はまだ癒えていない。
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時代の立ちとともに、人々の価値観も少しずつ変化していった。
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標準
rehearsal
作例 · 標準
本番前の最後の立ち稽古では、照明や音響とのタイミングも細かく確認した。
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台本を読み込む座学が終わり、今日からはいよいよ立ちに入る。
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立ちの段階で演出家から厳しい指導が入り、稽古場に緊張が走った。
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標準
leading male role
作例 · 標準
彼が今回の舞台で立ちを務めると発表され、ファンは喜びに沸いた。
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歌舞伎の世界で立ちを張るには、長年の厳しい修行が必要だ。
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若手俳優ながら、彼は堂々とした立ちの演技で観客を魅了した。
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標準
rising from a crouch to charge
作例 · 標準
相撲の立ちが鋭い力士は、最初の一歩で相手を圧倒することが多い。
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彼は立ちの一瞬で勝負を決めようと、虎視眈々と機会を窺っていた。
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立ちでの呼吸が合わず、行司から「待った」がかかった。
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標準
verb prefix conveying emphasis and sometimes formality
作例 · 標準
突然の豪雨に襲われ、駅の軒下でしばらく立ち往生してしまった。
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彼は古くからの慣習を立ち去り、新しい世界へ踏み出す決意をした。
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二人の間に立ち込める不穏な空気は、一向に晴れる気配がなかった。
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