悪婆
あくば
名詞
標準
mean old woman
文例 · 用例
自分は腕組みして熟っとしていたが、我母ながらこれ実に悪婆であるとつくづく情なく、ああまで済ましているところを見ると、言ったところで、無益だと思うと寧そのこと公けの沙汰にして終おうかとの気も起る。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
随分ばかげたことですが私は魔法使ひの悪婆がこんなものに化けて二人を欺さうとしてゐるのではないかと心配し始めました。
— 牧野信一 『嘆きの孔雀』 青空文庫
『雄鶏さん、大変ですよ、あの意地悪婆さんが、飛んでもないものを喰べて、』 一羽の鶏が、雄鶏のところに、あわてて注進にきました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
さういふことを云ふと彼女は、見事に早変りをして、娘を売物にしてゐる悪婆のやうに冷淡になるのであつた。
— 牧野信一 『鏡地獄』 青空文庫
と、風船玉のやうな己れの頭をはぢいて、彼は――この「悪婆」の面上に唾を吐きかけてやる!
— 牧野信一 『鏡地獄』 青空文庫
「女には、朝日とか、照日とかね、それからおきね、悪婆なんぞと云うのもあるそうだ。
— 芥川龍之介 『野呂松人形』 青空文庫
わたいも悪婆の本性をあらわして。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
あの悪婆にそそのかされて。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7