大尽
だいじん
名詞
標準
rich person
文例 · 用例
「五丁町の辱なり、吉原の名折れなり」という動機の下に、吉原の遊女は「野暮な大尽などは幾度もはねつけ」たのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
大したお大尽だわね、お小遣を持扱って。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
故に君子は庖厨を遠ざく……こりゃ分るまいが、大尽は茶屋の構の大からんことを望むのだとね。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
大尽さまのお帰りだ」 六平の娘が戸をガタッと開けて、「あれまあ、父さん。
— 宮沢賢治 『とっこべとら子』 青空文庫
その代り翌日ッから御大尽だ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
昔から世間に能くある習で、田舎のお大尽を罠に掛ける酌婦の紋切形であろう位に、極めて単純に解釈していた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
船の中で芸者三人連れて大尽振っている中年の男を見つけ、失礼ですが、あんさんは何御商売したはりますのですか、ときくと、男は哄笑一番、やがて、連れの芸者にはゞかるのか低声で、もと紙屑屋しとったが、今はこないに出世しましてん。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
」 彼女は岡谷あたりの製糸家だという、大尽客の座敷へ出たことなどを憶い出していた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
あの屋敷に住む老人は、かつてこの町では有名な大尽だったそうだ。
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戦争で財を成した彼は、一代で大尽となった。
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村一番の大尽が、貧しい人々を救うために多額の寄付をした。
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標準
big spender
作例 · 標準
彼は普段質素な生活をしているが、趣味にはかなりの大尽ぶりを発揮する。
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今夜の飲み会は彼が全部払ってくれた。まったく、大尽だね!
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彼女は宝石には目がなく、気に入ったものには大尽ぶりを見せる。
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