悪策
あくさく
名詞
標準
poor policy
文例 · 用例
全く商人の徳義心が欠乏して信用という事を重んじないからそんな悪策をするのですね。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
ともかく彼等はそのころから言ひ合して敗戦後の焦土の日本でどんな手段を弄し奇策悪策を弄してでも生き残つて発言権をもつ立場に立たうといふことを考へてゐたやうである。
— 坂口安吾 『魔の退屈』 青空文庫
権謀術数、可能なあらゆる悪策鬼略に自ら傷き、裏切る故に裏切られ、戦国時代の豪傑どもも保護の上で束縛され安眠したいと思ふやうになる。
— 坂口安吾 『エゴイズム小論』 青空文庫
ともかく彼等はそのころから言い合して敗戦後の焦土の日本でどんな手段を弄し奇策悪策を弄してでも生き残って発言権をもつ立場に立とうということを考えていたようである。
— 坂口安吾 『魔の退屈』 青空文庫
誰が、幕の彼方で、この憎むべき悪策の糸を操っているのか。
— 宮本百合子 『渋谷家の始祖』 青空文庫
然し、その見えない何人かの悪策に負けて引下るものかという反抗が起った。
— 宮本百合子 『渋谷家の始祖』 青空文庫
そうなると、彼の最初の踏み出しから、今日まで、正隆は、ただ不正の、悪策の的となっていたようなものなのではあるまいか。
— 宮本百合子 『渋谷家の始祖』 青空文庫
奸謀至らざるなき者の悪策苦肉は、決して其方どもの如き机上の上達者、無邪気の人々には毫も解せらるるものに非ず。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
作例 · 標準
悪策の例文1
悪策の例文2
悪策の例文3
悪策の例文4