良策
りょうさく
名詞
標準
good plan or policy
文例 · 用例
盖し、日本の臣民は如何なる塲合に於ても、其身を思ふよりも、國を思ふ事大なれば、若し救ふに良策なくば、乞ふ、大義の爲に吾等を見捨て玉へ、吾等も亦た運命に安んじて、骨を此山中に埋めん。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
其の生涯の孤獨といふ考には心から同情しながらも、猶他に良策があるやうに思はれてならなかツた。
— 三島霜川 『虚弱』 青空文庫
真偽看破ノ良策ハ、一作、失エシモノノ深サヲ計レ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
良策の用いられざるや、古今敗亡のそれこそ、軌を一にする処である。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
晴賢は三河守の良策を蹴って、大軍を率いて七百余艘の軍船で厳島へ渡ってしまった。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
前者は行われなかったが、海軍をもって日本を衝く説は良策であったに相違ない。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
二条の院へ迎えるのが良策であると源氏は思った。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
尤も読書室が無くとも読書の風を養ふ事は出来んでは無いが、七室も八室もある中流以上の家なら其一室を読書室とする事が出来るから、先づ此設備をするのが読書の習慣を養ふ第一の良策である。
— 内田魯庵 『家庭の読書室』 青空文庫
作例 · 標準
予算不足を解決するための良策が見つからず、チーム全員が頭を抱えている。
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「何か良策はないか?」と社長に問われ、彼は震える手で企画書を差し出した。
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現場の意見を丁寧に取り入れることが、プロジェクトを成功させる唯一の良策だ。
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