対策
たいさく
名詞頻度ランク #694 · 青空 529 例
標準
measure
文例 · 用例
その前に仮令対策を述べられたとしても、その対策たるや凡そ見当が付くと云へませう。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
なまなかそれをいつかどな理由をつけて、その理由への対策を講じてみたつて、暗い女が明るくならうとしてアバズレになるみたいなもんだ。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
こんなに度々繰返される自然現象ならば、当該地方の住民は、とうの昔に何かしら相当な対策を考えてこれに備え、災害を未然に防ぐことが出来ていてもよさそうに思われる。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
さて、個人が頼りにならないとすれば、政府の法令によって永久的の対策を設けることは出来ないものかと考えてみる。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
遺憾ながらまだ颱風の深度対頻度の統計が十分に出来ていないようであるが、そうした統計はやはり災害対策の基礎資料として是非とも必要なものであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
平生、内地米のありがたさには気づかずに食っていたのだが『食』は、『衣』『住』と共に、人間が生きて行く上に最も重大なことなので、まずいとなると、それに対する対策は、なか/\真剣でいくらも智恵が働きそうに思われる。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
また同時にすべての人々にとっても「こわいもの」に対する対策の一般的指導原理を暗示するようにも思われるのである。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
)」 工場では、内川が、北伐にともなう、共産系の宣伝と組織運動、動乱にまぎれての工人の逃亡に対する対策に腐心していた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
この問題に対処するため、早急に具体的な対策を講じる必要がある。
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政府は、経済再生のための新たな対策を発表した。
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災害に備えて、地域住民と共に避難計画という対策を立てた。
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ウィキペディア
対策(たいさく)とは、日本で平安時代初期から室町時代まで行われた、官吏登用のための試験である。献策・方略試・秀才試・文章得業生試ともよばれた。中国が唐の時代、秀才を選ぶ際に「策問」と称して天子が時事または経義をもって出題し、士がこれに応じて奉る文章を「対策文」と称していた。この制度が日本に伝わり、日本でも秀才が導入された。平安時代初期、紀伝道(文章院で漢詩文または歴史を学ぶ学科、通称は「文章道」)が盛んになると、文章博士(大学寮で詩文・歴史を教授した教官)が「策文」を出して文章得業生(もんじょうとくごうしょう)に答えさせる試験が行われるようになり、この試験が「対策」といわれるようになった。この試験に合格すれば官吏に登用され、この試験は当時の最高国家試験であった。儒家でないために文章得業生になることができない文章生については、特に方略宣旨を申請して、「対策」を受験した。対策文は、中国の故事を引用した内容空疎なものであり、次第に形式化していったが、試験自体は室町時代まで行われた。
出典: 対策 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0