凄文句
すごもんく
名詞
標準
intimidating language
文例 · 用例
しかし、出さねば、折角の保証金がフイになるかも知れない――と、むろん、そうはっきりと凄文句でおどしつけたわけではなかったが、彼等はそんな心配をした。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
上品ぶって、恨みを言わなければならぬ時も知らぬ顔で済ませて、表面は賢女らしくしていても、そんな人は苦しくなってしまうと、凄文句や身にしませる歌などを書いて、思い出してもらえる材料にそれを残して、遠い郊外とか、まったく世間と離れた海岸とかへ行ってしまいます。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
それがあたりを憚りつつ凄文句を叩きつけ合う。
— 海野十三 『烏啼天駆シリーズ・4 暗号の役割』 青空文庫
貴殿の逆鱗にふれることは一向怖ろしくもないのだが、偽悪者めいた睨みのきかない凄文句ではなからうかとヒヤリとしてみたまでのこと。
— 坂口安吾 『をみな』 青空文庫
言はしておけばつけあがり思ひきつた神がかりの凄文句をぬかす奴だが、そこで、と貴殿はひらきなほり、そのセンチメンタルな情景を、さてまた何の魂胆あつて書いたんだと仰有るか?
— 坂口安吾 『をみな』 青空文庫
貴殿の逆鱗にふれることは一向怖ろしくもないのだが、偽悪者めいた睨みのきかない凄文句ではなかろうかとヒヤリとしてみたまでのこと。
— 坂口安吾 『おみな』 青空文庫
言わしておけばつけあがり思いきった神がかりの凄文句をぬかす奴だが、そこで、と貴殿はひらきなおり、そのセンチメンタルな情景を、さてまた何の魂胆あって書いたんだと仰有るか?
— 坂口安吾 『おみな』 青空文庫
それも女を口説いての凄文句にすぎないのだから、ムキになるのは、相手の術中におちこむようなものである。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
作例 · 標準
彼は卑怯な手を使ってライバルを追い詰め、酷い凄文句を浴びせて嘲笑った。
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喧嘩の最中に飛び出した数々の凄文句に、周囲の人々は顔をしかめて立ち去った。
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時代劇のクライマックスで、主人公が悪役を一喝する凄文句は見ていて胸がすく。
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