捨て台詞
すてぜりふ
名詞
標準
sharp parting remark
文例 · 用例
T「第一捨て台詞が 気に喰わねえじゃ 厶んせんか、ねえ 先生」 大吉笑って居る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
それが冗談半分であったか、お世辞であったか、捨て台詞であったか、とにかく侯爵が「フランス料理を食わせてやる。
— 菊池寛 『M侯爵と写真師』 青空文庫
君子あやうきに近よらずッてね、ヘッヘッヘ」 と遠くの街道からこのとき捨て台詞の流れてくるのに、振りかえってみれば。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
来ても、来ざるを得なくてもだ――しかも女だし」 こんな捨て台詞を残し、ホークスは船に乗り込み、ゆっくりと本土へ戻っていった。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
いわば「長いものには巻かれろ」という捨て台詞で、モンテーニュも、こういう手合にあっては、匙をなげるより仕方がなかったのである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
そして僕に従った暁には、昔なかった本当の幸せをかみしめるはずだ」 あたかも捨て台詞のように、ラルフが邸宅の方へ向かった。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
身辺に気をつけろ」 その捨て台詞には強烈な脅しがあったので、リッチフォードの去りゆく後姿を見て、ビートリスが身震いした。
— The Slave of Silence 『くちなしの花』 青空文庫
警部がポケットから名刺を取り出して、女に渡し、くるりと背を向けて、捨て台詞に、警視庁がすぐ君に出頭を命じるから、拘束されても自業自得だ。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
作例 · 標準
「フン、せいぜい頑張るんだな」と嫌味な捨て台詞を残して、彼は会議室を後にした。
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悪役が最後に「覚えておけよ!」と定番の捨て台詞を吐いて逃げ去るシーンに、会場が沸いた。
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去り際に放った彼女の鋭い捨て台詞が、いつまでも耳の奥に残って離れない。
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