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風物誌

ふうぶつし
名詞
1
標準
prose about an area (or its seasonal features, scenery, etc.)
文例 · 用例
その事件を中心に昭和十年頃の千日前の風物誌を描こうという試みをふと空しいものに思う気持が筆を渋らせていたのだ。
織田作之助 世相 青空文庫
下諏訪の桔梗屋で、本社の山中氏と私達父子は、支局の中島氏と、ヒユッテの持主で篤実の山の研究者であり、「山郷風物誌」などの興味ふかい著述をもつてゐる長尾宏也氏といふ霧ヶ峰スキイ場の開拓者として知られてゐる青年が、わざわざ山の案内役におりて来たのに、紹介されたりして、急に心強くなつた。
徳田秋聲 霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ 青空文庫
むかし「南紀風物誌」といふ本を読んだことがある。
坂口安吾 気候と郷愁 青空文庫
フォークが英国に入ったのは千六百六十八年に、伊太利をへてコンスタンチノーブルから渡来したのであると、ラキソンの英国風物誌に書いてあるところを見ると、英国人が指と別れてから、まだ三、四百年しかたっていない。
佐藤垢石 食指談 青空文庫
〈『北海道風物誌』楡書房 昭和31年8月〉
知里真志保 洞爺湖の伝説 青空文庫
稲村「アメリカ風物誌」。
片岡義男 エルヴィスから始まった 青空文庫
作例 · 標準
この地方の風物誌には、伝統的な祭りや行事が詳しく紹介されている。
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歴史家は、その土地の風物誌を参考にしながら研究を進めた。
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旅行ガイドブックには、各地の風物誌から抜粋された情報が載っている。
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