風物詩
ふうぶつし
名詞頻度ランク #23574 · 青空 17 例
標準
feature of the season
文例 · 用例
――郷土風物詩――くさつた蛤半身は砂のなかにうもれてゐてそれでゐてべろべろと舌を出してゐる。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
小熊秀雄全集-11詩集(10 )風物詩篇小熊秀雄東京風物伝東京駅東京駅はウハバミの燃える舌で市民の生活を呑吐する玄関口、朝は遅刻を怖れて階段を一足とび夕は疲れて生気なく沈黙の省電に乗る所詮、悪蛇の毒気に触れて人々の痲痺は不感症なり。
— 詩集(10 )風物詩篇 『小熊秀雄全集-11』 青空文庫
旭川風物詩師団通り所見鈴蘭通りの美しさ北国の夜の街は白痴美商店街のネオンサインは光りの瞼をうごかさずもつとも人生万事動けば金がかかるからねでも街を静寂から救ふものは光りの明滅ではなく市民が活動的であることだ!
— 詩集(10 )風物詩篇 『小熊秀雄全集-11』 青空文庫
雨後・坂みち・さむぞら――これが私のオスロ風物詩だ。
— 白夜幻想曲 『踊る地平線』 青空文庫
闘牛行は、闘牛のある日、市の中央の広場「|太陽の門」から闘牛場へいたる途中、アルカラの町筋に切れ目もなくつづく見物人の行列のことを修辞化したもので、郷土的な、そして歴史的に有名な、西班牙街上風物詩の第一頁だ。
— 血と砂の接吻 『踊る地平線』 青空文庫
それ故、若しこの形式を独立させるとしたら、やはり「風物詩」の抒情味を生命とするものでなくてはなるまい。
— 岸田國士 『ラヂオ・ドラマ選者の言葉』 青空文庫
即ちくどいやうだが、寄席の庭こそは「寄席」と云ふ一つの市井風物詩篇の中の凡そ貴重な二行三行で、到底それらなきいまの寄席は季感なき自由律俳諧の無味蕪雑にも等しいとさへあへて云ひ度い私なのである。
— 正岡容 『寄席風流』 青空文庫
黙阿弥などにもこの種の因縁はザラにあるけれど、江戸風物詩的雰囲気や厄払いの美文でそれがどうやらかき消されている。
— 「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 『我が圓朝研究』 青空文庫
作例 · 標準
セミの鳴き声は、日本の夏の風物詩と言えるだろう。
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毎年、この時期になると花火大会が夏の風物詩として開催される。
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冬の夜空を彩るイルミネーションは、今やこの街の風物詩となった。
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標準
poem about natural scenery or a particular season
作例 · 標準
俳句の世界では、季節の風物詩を読み込むことが重要視される。
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彼の詩は、日本の美しい風物詩を繊細に表現している。
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夕焼け空に響く鐘の音は、古くから人々に愛される風物詩だ。
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