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散文

さんぶん
名詞頻度ランク #30634 · 青空 746
1
標準
prose
文例 · 用例
言換れば、彼の詩には猶事象そのことに対個人的な興味――結局これは詩に於ては散文に於けるよりも一層散文的なものとして留るもの――があつて、それが詩性を少しく散漫にしてゐると思ふのである。
中原中也 菊岡久利著「貧時交」 青空文庫
散文も少々あるやうだが、詩集アムール・ジョーヌは彼の主著である。
中原中也 トリスタン・コルビエールを紹介す 青空文庫
特にその「文藝春秋」に連載された「侏儒の言葉」や、私の所謂印象的散文風な短文やを見ると、いかに彼の文學本質が、詩人といふに遙かに別種の氣質に屬するかを感じさせる。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
散文が結果的に一つのイデーの下に凝集してゐるに対し、詩は一つのイデーから出発する」といふ河上氏の言を借用するとして、その真偽如何を問はず、詩が欲しくなる時、詩人は「一つのイデーから出発」してゐるもの即ち詩に赴くのであつて、他の物へではない。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
前者は詩の方面であり、後者は散文の方面である。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
斯かる場合にこそ触りは甚だ重要な役割をするのであつて、惟ふにこれは歌といふよりも散文の澄んだる箇所の膨脹したものである。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
)       ※ だいたい散文芸術で血迷ふ前に、あんまりせかせかしたり野望的であつたりしさへしなかつたらば、詩芸術はもつとゆつくりと培はれてゐたであらう。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
それといふのが我が国では、とかく散文よりも詩を容易だと思ふ世間常識が禍ひしてゐるとも云へるであらう。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
作例 · 標準
彼は韻を踏んだ詩よりも、自由な表現ができる散文の形式で文章を書くことを好んだ。
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新聞のコラムなどは、事実を淡々と伝える平易な散文で書かれるのが一般的だ。
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彼の書く日記は、ただの散文でありながらどこか文学的な香りが漂っている。
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ウィキペディア

散文(さんぶん)とは、小説や評論のように、5・7・5などの韻律や句法にとらわれずに書かれた文章のことである。狭義には、そのようにして書かれた文学。韻文の反意語。散文で書かれた詩のことは散文詩と言う。また、散文的という言葉は「味気なく、情趣が薄い」という意味で使われることもある。

出典: 散文 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0