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旧例

きゅうれい
名詞
1
標準
old custom
文例 · 用例
ここに修業の道士は、毎年九月三日の夜をもって、一人は登仙することを得るという旧例があった。
白猿伝・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
曙覧が新言語を用い新趣味を詠じ毫も古格旧例に拘泥せざりしは、なかなかに『万葉』の精神を得たるものにして、『古今集』以下の自ら画して小区域に局促たりしと同日に語るべきにあらず。
正岡子規 曙覧の歌 青空文庫
しかしながらこは私に定むべき事にもあらねば無論旧例に依るを可とすべきか。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
そして、供御調度のことについて旧例を改革しようとはしなかったのである。
佐藤垢石 にらみ鯛 青空文庫
しかし旧例ばかりを楯にとって、何ごとにも禁裡を冷たく見てきた徳川幕府の首脳部は、『俄に、御料を増すことは罷りならぬ』 こうこたえて、所司代の申出を斥けてしまったのである。
佐藤垢石 にらみ鯛 青空文庫
和学講談所(主として有職故実を調査する所)の塙次郎という学者はひそかに安藤対馬の命を奉じて北条氏廃帝の旧例を調査しているが、幕府方には尊王攘夷説の根源を断つために京都の主上を幽し奉ろうとする大きな野心がある。
第一部上 夜明け前 青空文庫
さて、徳川治世のはじめになって、この谷では幕府直轄の代官を新しい主人公に迎えて見ると、それが山村氏の祖先であったが、諸事石川備前守の旧例によることには変わりはなかった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
この貢納の旧例こそは、何よりも雄弁に木曾谷山地の歴史を語り、一般人民が伐木と開墾とに制限のなかったことを証拠立てるものであった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
作例 · 標準
この村では、新任の村長が就任する際に旧例に従って厳かな儀式を執り行うのが通例となっている。
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改革を急ぐ若手社員に対し、上司は旧例を軽視すれば現場の混乱を招くと釘を刺した。
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「せっかくの新しいプロジェクトなんだから、旧例にとらわれず自由な発想でやってみよう。」
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