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下婢

かひ
名詞
1
標準
servant girl
文例 · 用例
しるべの燈火かげゆれて、廊下の闇に恐ろしきを馴れし我家の何とも思はず、侍女下婢が夢の最中に奧さま書生の部屋へとおはしぬ。
樋口一葉 われから 青空文庫
』 勝手の方で下婢とお婆さんと顔を見合わしてくすくすと笑った。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
彼女は、それぞれ試験がすんで帰ってくる坊っちゃん達を迎えに行っている庄屋の下婢や、醤油屋の奥さんや、呉服屋の若旦那やの眼につかぬように、停車場の外に立って息子を待っていた。
黒島傳治 電報 青空文庫
」と庄屋の下婢は、いつもぽかんと口を開けている、少し馬鹿な庄屋の息子に、叮嚀にお辞儀をして、信玄袋を受け取った。
黒島傳治 電報 青空文庫
その一つは夫人、もう一つは当時の下婢の顔を写したものだそうである。
寺田寅彦 小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」 青空文庫
いろ/\の厚き待遇を受けた後、夜の八|時頃になると、當家の番頭手代をはじめ下婢下僕に至るまで、一同が集つて送別の催をする相で、私も招かれて其席へ連なつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
」深川綾子の先達て、女乞食を救いたるは、廃物を買いて虚名を売り、給金無しの下婢を得て奇利を占めんず政略なりし、今また経費を節減せんとて、行く処なく帰る家なき女乞食を追出だせり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
綾子は再び出で来らず、膳を進らせんと入行きたる下婢のお松を戒めて、固く人の出入を禁じぬ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
作例 · 標準
昔のお屋敷では、多くの下婢が住み込みで働いていました。
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彼女は、下婢として厳しい修行を積み、やがて家政婦頭になった。
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物語に出てくる下婢は、主人に仕えながらも、密かに夢を抱いていた。
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「お嬢様、何かご用でございましょうか?」と、下婢は丁寧にお伺いを立てた。
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