下女
げじょ
名詞
標準
maidservant
文例 · 用例
私がまだ六つの頃、広島にゐた時、下女に連れられて買ひ物に出ようとすると庭の出口の躑躅の下から蛇が出て来た事を思ひ出した。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
だがその代り――だから中には下女や子守みたいな女優などゝいふものが、全くその会社では珍しくもないものになつてしまつた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
妻と下女とをかわるがわる手伝いにやっていたが、立入って世話しているとまた癪にさわる事が出来て、罪もない妹に当りちらす。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
妻と下女とで静かに暮していた処へ急に二人も増したのみならず、姪はいたずら盛りの年頃ではあり、家内は始終ゴタゴタするばかりでほとんど何事も手につかぬような有様であった。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
下女はちょっと出迎えたがすぐ勝手へ引込んで音もない。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
」「そうかそれでは呼んで来い」とて下女をやった。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
暮れもおし詰まった二十六日の晩、妻は下女を連れて下谷摩利支天の縁日へ出かけた。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
あくる日下女が薬取りから帰ると急に暇をくれと言い出した。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
作例 · 標準
その屋敷には、何人もの下女が働いていた。
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昔の小説には、主人に仕える下女がよく登場する。
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彼女は貧しい家庭から、都会の下女として奉公に出された。
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