女主人
おんなしゅじん
名詞
標準
mistress (of the house)
文例 · 用例
矢張、不如帰の女主人公を思はせるやうな、少しく旧式な温順さをもつた、どこか病身らしい細顔の女たち――である。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
スタニスラウスは目を高い腕附きの椅子からそらして、ちよつとアウグステをばさんの陰気な額の上に休ませて、更に一転して、大いに意味ありげに女主人イレエネの顔に注いだ。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
」こゝまで云つて、句切をして、スタニスラウスは女主人とフリイデリイケとの顔を見て、「我々の慈父」と云つた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
女主人イレエネは、そんな事を今問ふのは不都合だと思ふらしく、肩を聳かした。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
そこで女主人は指尖でベルを押した。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
丁度枯葉が風に吹れて飛んで来たやうに、爺いさんは卓の端まで来て、女主人の席の背後に引つ付いた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
女主人は肉の小さい切れを、大骨折をして皿に取つた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
それから女主人は丁寧に爺いさんの麻の手袋に会釈した。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫