謗法
ほうぼう異読 ぼうほう
名詞
標準
slandering Buddhism
文例 · 用例
説法さえ廃して貰われれば、僕も謗法はしない。
— 森鴎外 『独身』 青空文庫
佛教者に言はせると、佛法を謗つて書いたやうに申しまして、非常に憤慨して居るのでありますが、實は何も謗法の爲に書いたのではない。
— 内藤湖南 『大阪の町人學者富永仲基』 青空文庫
このごろはまた、自意識過剰とかいう言葉のひとつ覚えで、恥かしげもなくほうぼうへそれを言いふらして歩いているようです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
またたとえば忠犬美談で甲新聞が人気を呼ぶと、あとからあとからいろいろな忠犬物語がほうぼうから出て来て、日本じゅうが犬だらけになり昭和八犬伝ぐらいはまたたくひまに完成するのである。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
なんでも紙撚だったか藁きれだったか忘れたが、それでからだのほうぼうの寸法を計って、それから割り出して灸穴をきめるのであるが、とにかく脊柱のたぶん右側に上から下まで、首筋から尾※骨までたしか十五六ほどの灸穴を決定する。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
私は、わざとほうぼうのポケットに手をつっこんでみるのだ。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
私の頼んだ電気屋が偶然最悪のものであったかもしれないが、ほうぼうに鳴らない玄関の呼び鈴が珍しくないところから見ると私と同じ場合はかなりに多いかもしれない。
— 寺田寅彦 『断水の日』 青空文庫
冬の夜には、女王バチは、よく、町の通りをとびまわって、ほうぼうの家の窓からのぞきこむんだよ。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
作例 · 標準
古い仏教説話には、謗法の罪を犯した者が死後に地獄で凄惨な罰を受ける様子が恐ろしく描かれている。
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彼は寺の仏像を故意に破壊するという明らかな謗法の行いをし、信徒たちから激しい怒りを買った。
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宗派の教えに反する異端の説を広めることは謗法にあたるとされ、彼は教団から追放処分を受けた。
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標準
unreasonable demand
作例 · 標準
いくらなんでも、一人で明日までに百人分の弁当を作れだなんて、謗法な注文だよ。
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客だからって、定休日に店を開けろと謗法を言うのは勘弁してほしい。
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先輩はいつも謗法ばかり言って、僕たち後輩を困らせてばかりいる。
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ウィキペディア
謗法(ほうぼう、ぼうほう)は、誹謗正法(ひぼうしょうぼう)の略で、日本の仏教、あるいは一部の宗派間で使われる用語である。
出典: 謗法 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0