憧憬
どうけい異読 しょうけい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #34130 · 青空 866 例
標準
longing
文例 · 用例
そこには近代文明の不幸な疾病が憧憬する所の、あの美しく明るい健康の哲学がある。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
丁度、彼のあの容貌がさうである如く、どこかに子供らしい、元氣の好い、何でも新しいものや舶來のものに憧憬をもつ、鮮新無比の感覺がをどつてゐる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
芥川君のあの論文、及び最近における彼の多くの感想をよんだ人は、いかに彼が純粹な詩の憧憬者であり、ただ詩的なものの中にのみ、眞の意味の文學があり得ることを、必死に力説してゐるかを知るだらう。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
しかし最近の如く、彼が詩に深い接觸をもち、詩的の實精神に憧憬し、殆んどそれによつて文藝觀の本質に突き入らんとするが如きは、恐らくかつて見なかつた所だらう。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
どんなに自分が、アナアキスチックの自由に憧憬してゐるか。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
換言すれば、詩人蕪村の魂が咏嘆し、憧憬し、永久に思慕したイデアの内容、即ち彼のポエジイの実体は何だろうか。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
更衣母なん藤原氏なんめり 平安朝の文化に対して、蕪村は特殊の懐古的|憧憬と郷愁とを持っていた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
それで非常な期待と憧憬とをもって出かけたのであったが、運悪く漁がなくて浜は淋しいほど静かであった。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若き日に抱いた宇宙への憧憬を、今も持ち続けている。
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故郷の美しい景色に、都会で暮らす彼女は深い憧憬の念を抱いた。
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あの建築家の作品には、多くの人が憧憬を抱いている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
憧憬(しょうけい、どうけい)は、日本語で「憧れること」「憧れ」を意味する名詞である。高山樗牛と姉崎嘲風が、ともに「あこがれる」ことを意味する「憧」と「憬」を組み合わせて造ったといわれる和製漢語。
題名
関連項目
出典: 憧憬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0