同形
どうけい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #33990 · 青空 40 例
標準
isomorphism
文例 · 用例
不気味で投出そうとするとずるずると辷って指の尖へ吸ついてぶらりと下った、その放れた指の尖から真赤な美しい血が垂々と出たから、吃驚して目の下へ指をつけてじっと見ると、今折曲げた肱の処へつるりと垂懸っているのは同形をした、幅が五分、丈が三寸ばかりの山海鼠。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
不気味で投出さうとするとずる/″\と辷つて指の尖へ吸ついてぶらりと下つた其の放れた指の尖から真赤な美しい血が垂々と出たから、吃驚して目の下へ指をつけてじつと見ると、今折曲げた肱の処へつるりと垂懸つて居るのは同形をした、巾が五|分、丈が三|寸ばかりの山海鼠。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
手先の不器用な私は、幾分狼狽していたりしたので、頸部と同形同大の肉塊を切取ることが出来なかったからである。
— 佐左木俊郎 『三稜鏡』 青空文庫
次の室もほゞ同形である。
— 村山槐多 『殺人行者』 青空文庫
老懸も鍋取も、帽の一方の縁を起すために穿った穴と、それを通して帽頂に繋ぎ留めた緒の端のボタンとより出来上ったコッケイドとは全く同形異源だ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
しかも、男雛ばかりか、女雛もそろっているうえに、そのまた男雛が、名人のこわきにしてきた問題のまがい雛と、形も同じ、塗りも同じ、着付けの京|金襴の色までがまったく同様同形同色でしたから、名人のことばがさらにさえました。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
一様に同形の鬘を戴いて、そろひの着附けをつけてゐるので、容易に見定めがつかなかつたが滝尾が順々に注意して見ると、いつの間にか村長や校長や消防隊員の面々などが次々に控へてゐるのであつた。
— 牧野信一 『夜の奇蹟』 青空文庫
「――火星の生物が、地球へ攻めてくるときには、まず最初われら人間と同形をした耐圧外被をかぶってやってくるであろう。
— 海野十三 『地球を狙う者』 青空文庫
作例 · 標準
数学において、二つの集合が同形であるとは、互いに一対一対応があることを指す。
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分子の構造が同形であるため、似たような化学的性質を示す。
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生物学では、異なる生物が同形の器官を持つことがある。
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