憧れ
あこがれ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #5077 · 青空 381 例
標準
yearning
文例 · 用例
その志明かなれば冬の夜を、われは嘆かず、人々の憔燥のみの悲しみや憧れに引廻される女等の鼻唄を、我が瑣細なる罰と感じそが、わが皮膚を刺すにまかす。
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
その志明らかなれば冬の夜を我は嘆かず人々の憔懆のみの愁しみや憧れに引廻される女等の鼻唄をわが瑣細なる罰と感じそが、わが皮膚を刺すにまかす。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
見ぬ恋に憧れたあちこちの若い河神たちが、八人と集って来た。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
レモンの花咲く国に憧れるのは単にミニョンの思郷の情のみではない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
愛のため、ニコロの愛欲の満腹のためには、私は未来の歓楽もビイクトリア勲章の憧れさえも、放擲する考えだ。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
ただその名に憧れて、大した名物だということを知っていたに過ぎない。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
力の不足、自分一人ではどうしようもない力の不足――倚りすがることのできるものに何もかも打ち任かして倚りすがりたい憧れ、――そしてどこにもそんなもののない喰い入るような物足らなさ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
田舎にばかりゐる人は、何うしても都会に憧れを持つのです。
— 有島武郎 『私有農場から共産農団へ』 青空文庫
作例 · 標準
憧れの例文